いわゆるすっぴんの状態と、眉を描きアイラインを入れ、リップラインをしっかりと描いた顔とでは大きく印象が変わりますよね。アートメイクを行うと、この「すっぴんの状態」がかなり整って見えます。ノーメイクでリラックスしているときの急な来客にも慌てる必要がなくなりますし、旅行の時など、入浴後の顔が別人に見えてしまうようなことも防ぐことができます。

何よりも、毎日のメイクの時間が短縮できるのはありがたい特徴です。例えば眉にアートメイクをほどこした場合、基本的に左右のバランスの整った形になっているため、毎日のメイクの際には細かいニュアンスを整えれば済むようになります。また、特に目のごく近いところに微妙なラインを入れるアイラインは、アートメイクで多少のラインが入っていれば、毎日のメイクは格段に楽になります。

眉やアイメイクの入れ方、リップラインの取り方は、時代によって流行も変わっていくものなので、アートメイクを行う場合は、あまり個性の強い形にはせず、さまざまな形にアレンジが効くようにするのがよいでしょう。

また、アートメイクに関して重要な点として、肌に針を用いて色を入れることは医療行為であるということが挙げられます。美容に関することではありますが、施術はエステサロンなどではなく医療機関で受けるようにしましょう。医療機関では、必ず事前にカウンセリングを行います。疑問点があれば質問するなどして解消し、納得した上で受けるようにしましょう。

メイクの時短のためには、便利な道具や多機能のクリームなどを使うことが可能ですが、毎日繰り返すメイクの時間をとにかく短くしたい、メイクしない休日の来客に慌てたくないといった希望を持つ人の選択肢として、アートメイクが挙げられます。アートメイクとは、専用のニードル(針)を使って、皮膚の表面に色を入れる技術です。針で色を入れるというと刺青を想像されるかもしれませんが、アートメイクは刺青よりずっと浅いところに色を入れるため、施術中の痛みも少なく、また時間の経過に伴って、多少薄くなっていくものです。

アートメイクを行うパーツとして需要と人気が高いのは、眉とアイラインです。先に述べたように、きれいな形に書くのが難しく、左右のバランスを取るのも難しいですよね。忙しい朝のメイクでも慎重に行う必要があることから、この2か所のメイクが楽になったらいいと考える方も多いことでしょう。

ただ、アートメイクは完全にメイクをした状態を再現するものではありません。肌の状態や骨格、表情などを考慮しながらより自然な、目立たない形に整えると考えた方がよいでしょう。刺青とは異なり、次第に薄くなっていくとは言っても、完全に消えてしまうものではありません。流行の形が変わっても、アートメイクは簡単に変えられるものではないので、デザインは慎重に考えましょう。